これから大掃除をする方も多いと思いますが、エアコンや換気扇などのハウスクリーニングを頼み、「床や壁の色が変色した」などの相談が相次いでいて注意が必要です。
国民生活センターによりますと、ハウスクリーニングに関する相談は毎年１０００件近く寄せられていて、「ワックスの塗り替えを頼んだところ、木材の色がはげてしまった」などの清掃内容に関することが最も多いということです。続いて「見積もり料金と違った」など、料金についての相談が目立つといいます。相談者の半数以上が６０歳以上ですが、最近は３０代や４０代の利用者が増えていて、日本ハウスクリーニング協会は、トラブルの原因として作業内容の事前確認が不十分であると指摘しています。「（設備の）見た目が変わらなくても（以前と）素材が変わってきている。清掃業者だからといって全て完璧に汚れが取れるわけではない。事前に『これはどうですか』と確認して進めてもらうと良い」（日本ハウスクリーニング協会 高橋敬子理事）
独り暮らしや高齢者世帯のニーズも高く、利用者が増えているハウスクリーニング。事前の確認が重要です。（03日16:48）